はじめまして、京都在住の**と申します。
ゲルマニュームラジオでスピーカーは鳴らせないのか?
子供のころ抱いた疑問でした。
まもなくアマチュア無線の免許を取り、忘れていたテーマでした。
物作り大国日本をさせてきた技術者の多くは、ゲルマニュームラジオが出発点だったのではないで
しょうか?
最近、無理なく楽しめるエコロジーに取り組んでおり、
その一環として、子供と”テレビ視聴時間を減らしラジオ聴取への移行”を話し合う中で、
”ゲルマニュームラジオでスピーカーを鳴らす事への取組み”を行うことを決めました。
Web検索にて、管理人さんがすでに研究しておられる事に驚き感動いたしました。
マンション暮らしのため、十分アンテナが張れないことがネックとなりますが、工夫してチャレンジしたい
子供の反応を見ながら、アンプやフィルターの事件まで進みたいと考えておりますが、当面は無電源
での挑戦を楽しみたいと考えております。
また、物づくり大国再建のため、ゲルマニュウムラジオが再び多くの子供たちの興味の中心となることを
願ってやみません。
HPを通じてのご指導の程よろしくお願いいたします。(2006/11/26)
”スピーカーが鳴るゲルマ・ラジオ(crystal radio)の工作”に対する、
暖かな講評をいただき、ありがとうございます。
娘の自由研究(2000年夏)の取組み結果をもとにWeb公開を初めた日から
早いもので、7年が経過いたしました。
今後も、僅かながらでも内容更新に努めていきたいと思っております。
またHPを見ていただいたり、講評を頂ければ幸いです。
ご声援ありがとうございました。 (2007/11/30)
Subject: ホームページ拝見致しました。
こんばんは。
ホームページを拝見致しました。
ゲルマニウムラジオで検索していたら、同じ県内の方が、ヒットしてびっくりしました。
パソコンでインターネットラジオも聞けてしまう世の中ですが、
電池(電源)無しで聞こえるゲルマニウムラジオは、
今の若者にとっては不思議な物のようです(笑)
自分の家は、県南なので、スピーカーは無理かも知れませんが、
大きな音が出るようにチャレンジしてみるつもりです。
説明が丁寧で、とても良い参考になりました。(2008/2/19 10:36 PM)
HP見ていただき、また講評いただけましたことに御礼申し上げます。
最近、内容更新が乏しい状況ですが、
奥深いテーマでもあり、もうしばらく兆戦を継続してていきたいと考えています。
メールでのご声援ありがとうございました。 (2008/2/21 10pm)
Sent: Wednesday, April 16, 2008
Subject: ゲルマラジオの感度について
御久しぶりです。
以前スピーカーゲルマラジオのレポートを送った者です。
感度について追加レポートを送ります。
以前のレポート(2006/08/01)で
>100Vコンセントも場所が違うと音量が極端に下がり〜
と書きましたが、家庭内LANを組んでいた有線ブロードバンドルーターを介して
電話線に繋がっていたのが理由でした。
100Vコンセントに直接つなぐと、可聴距離2m程に、
直接電話線につないでみると可聴距離は7m以上になりました。
(屋内ではそれ以上距離がとれません)
音質には特に不満は感じません。口径が大きいために低音も出ているのかも
しれません(私の感性の問題かも)。
貴重な技術情報をありがとうございます。
電灯線(屋外配電線)が ”かなり大きな面積を有するループアンテナと等価な動作をする可能性”
について気になっていたのですが,これまで実験するに至っておりませんでした。
配電線の接地極(単相二線あるは三線の内,1線(中性線)は,柱上トランスの位置で接地されているので,
5〜10m高×100m前後の面積をもつ有用なLOOPアンテナを構成するように思われます。
電話線(アナログ)の場合、接地されている場所はNTT局内の加入者収容装置のアナログトランクと
考えられますから、5〜10m高×数km規模のとてつもなく大きなアンテナとなり、
波長との関係からLOOPアンテナというより、ビバレージアンテナに近い挙動をするのではないかと、
想像しています。
有力な実証リポートをいただき、レフレックススピーカの際と同様に、折をみて、ぜひ追試させていただきたい
と思います。 (2008/4/16 9pm)
(参考1)
100Vコンセントをラジオアンテナとする場合は、十分な耐圧をもった数100PF程度の
磁気コンデンサを介在するのが一般的かと思います。
100Vコンセントに直接触れた際に、想定されるリスク(感電事故(死傷))の理解と十分な防護
知識を持っていない一般の方は、
テーブルタップのコード部分にビニール線を巻きつけ、静電結合させる方法が安全かつ
簡便な方法と思います。
(参考2)
アナログ電話回線の着信ベル鳴動時には、100V近い交流電圧が、NTT局側から
送られてきます。
また、通常状態でも−48Vの直流電圧がNTT局舎から供給されています。
法令で、工事担任者資格を持たない人が、電話回線に電気的に触れることを禁じています。
また、型式認定がなされていない端末装置の接続も禁じられています。
従って、
”備考1”と同様に、電話コードにビニール線を巻付ける等して、静電結合させる方法が安全かつ、
法に抵触しない実験方法かと思います。
また、電話器やモデムのFG(筐体アース端子)も有用なアンテナとなる可能性がありますが、
万が一の感電(漏電、雷害)の恐れについて留意が必要です・・・・。
(レフレックスホーンの周波数特性について)
レフレックスホーン特有の周波数特性の荒れは、ストレートホーンでは見られないようです。
このことから、折返し長さや、折返し部の口径の制限を強く受ける超小口径の
レフレクッスホーンは、このF特の荒れがさらに強くでてしまっているものと推察します。
大口径のレフレックスホーンあるいはストレートホーンによる評価の機会があればぜひ試して
みたいと思います。
Sent: Tuesday, February 16, 2010 10:21PM
Subject: メータが振れるというゲルマラジオに感動しました。
HPを拝見いたしました。
実は、私がインピーダンスブリッジを作成した際、信号入力が小さくメータが振れなくて
困っていました。
メーターアンプ(Sメーター回路参考)をいろいろと探ししておりましたら、貴HPを見
つけて、ゲルマラジオでメータを振らしたり、スピーカを鳴らしたり出来るという事実に
驚嘆しております。
ブリッジの方は、振れる回路を見つけて完成しましたが、貴HPにとても興味が湧きまし
たので、初期改良型を実験したくなり、現在部品をあつめております。
更に、こういう面白い記事は宣伝したくなり、拙ブログに回路とURLを載せさせていた
だきました。
また、試作してみて思い通りに出来ない場合は、是非よろしくご指導をお願い致します。
HPを見ていただいた上に、
貴ブログに回路図とURLを載せて頂けました事に,御礼申しあげます。
Web公開を始めて9年が経ちますが,当初の斬新さを越える事(かなり難しい?)を目指して,
今後も僅かながら改版を続けていきたいと思っております。
また,試作結果などお知らせいただければ幸いです