工作のヒント
  

●ハンダ付けしたプリント板の洗浄 (2010/03/22)
灯油(※)とウエス(布切れ)
を使用して洗浄した直後の状態です。
薄く広がったハンダフラックスや
飛散したハンダ屑が概ね無くなって
いるのが判ります。

ウエスと、古くなった歯ブラシを併用
すれば、さらに楽に綺麗に洗浄でき
ます。

ハンダの付き過ぎ部分(左中央)も
見事に写り込んでおり、悪い見本
として参考にしてください。

このぐらい綺麗になると、
通電前の目視検査も容易かつ確実に
可能ですね・・・。

この写真は、PEAK社製ルーペ(×10倍)
にデジカメを近づけて撮影しました。

※灯油の使用は私だけかもしれません。
  専用の洗浄剤やアルコールの使用
  をお勧めします。
※リレーやICソケットなど、洗浄剤の侵入
  を嫌うものは、個別に対策が必要です。
※リレーは後付。 ICソケットはシール付
  のものを使用・・・。
ハンダ付け直後の様子です。
細い糸くずの様に見えるのは、
ヤニ入りハンダのフラックが薄く透明に
広がり、その淵の部分が糸くずのように
見えているものです。

ハンダ屑も複数確認できます。


2.54mmピッチのランド配置で、
ハンダレジスト(緑色の膜)があっても、
無洗浄では、ハンダ屑による短絡や、
さらなる埃の付着など、継続した安定
動作を期待するのは酷です・・・。

●リードベンダー(LEAD BENDER)
抵抗やダイオードの足(リード)を
プリント板に実装直前に、
2.54mmピッチにフォーミングする際に
に便利なツール。 

一時期製造中止になっていたが、
販売再開(2006年1月)になった。

抵抗やダイオード素子のリード曲げの際
部品へのストレスを最小にできる。
完成後、目が美しいのもメリット。

適当な溝(2.54mmピッチ)を選び、
抵抗素子等を溝にあわせ、指で折り曲げる
だけ・・・・。

 


著作権情報
初 版:2010/03/22
最終更新日 : 2010/03/22