無電源FMラジオの工作
FM放送_受信アンテナの工作new
参考文献など
(1) https://www.crystal-set.com/
サイトマップ (crystal-set.com)
(2) https://www.mizuho-lab.com/
(3) https://www.toragi.cqpub.jp/
(4) https://www.maps.gsi.go.jp/
(5) https://www.circuitdesign.jp/
(6) https://www.fbnews.jp/
(7) 聞こえチェック・聴力図(panasonic.jp)
(8) https://www.aitendo.com/
(9) https://www.rf-world.jp/
(10) https://www.toragi.cqpub.jp/
(11) 「ラジオ&ワイヤレス回路の設計製作(CQ出版)p178 のインダクタンスからコイルの形状
p87 のスロープ検波の原理
(12) http://www.intex.tokyo/notes/antenna/antenna-01.html・・・FMフィーダアンテナについて
(13) アンテナハンドブック CQ出版 1990.2.10 第8版
(14) https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイポールアンテナ ・・・ダイポールアンテナの短縮率について
(15) https://engineer-climb.com/wave-length/#同軸ケーブルの波長短縮
(16) アンテナ解析ソフト MMANA(アンテナ設計シュミレータ)
JE3HHT (xrea.com)
MMANANでアンテナを設計(シュミレーション)する。 (hi-ho.ne.jp)
(17) https://as76.net/ant/loop_ant.php
ループアンテナの特徴・延長率について
(18) https://ja.wikipedia.org/wiki/SINPOコード
BCLの受信報告において用いる受信状態を表すコードについて
(19) https://crystal-set.com/report/o114.htm
5.5kmでの受信成功事例(2010-05)_再・ゲルマラジオでFM放送を受信したい
(20) http://cgi.tiny.jp/tt/archives/2009_2_23_718.html
13kmでの受信成功事例(2009-02)_宮澤博士のBlog日記!FMゲルマニウムラジオで13Km受信に成功!
(21) 卓上ボール盤 REXON DP2250R
卓上ボール盤 REXON DP2250R 開封の儀とレビュー - Good Omen Factory
DP2250R取扱説明書.pdf
DP2250R 交換部品
(22) 主な物質の比誘電率 - Wikipedia
(23) 地球の湾曲に関する解説や計算
地球の直径はどれくらい? | 自然 | 科学なぜなぜ110番 | 科学 | 学研キッズネット (gakken.co.jp)
地上から見渡せる距離 - 高精度計算サイト (casio.jp)
直接波が飛ぶ距離を計算してみる | jh4vaj
http://fun-lemon.tea-nifty.com/blog/2008/01/post_4da3.html
『水平線までの距離』: アイズオンリーのひとり言…
(tea-nifty.com)
等価地球半径と見通し距離の関係 | 一陸特の小部屋 (rikutoku-kobeya.com)
4/3が等価地球半径係数
2-0 製作したFM受信アンテナによる遠距離受信の主な成果
2-1 受信距離 20.1 km
2-2 受信距離 27.9 km
2-3 受信距離 58.0 km
3-0 初の至近距離(1〜2km)での受信
【 2-0 】 製作したFM受信アンテナによる遠距離受信の主な成果
受信機のアナログメータ指示 93dBμVのときの指針位置 受信電圧測定に使用した LEVEL_CHECKER DLC-102(DX-ANTENNA製)
85dBμ,90dBμ,93dBμ表記は写真合成です
上図は 初受信(距離9.5km)に成功した伝搬路の地形図です。
仙台市内の大出力FM局の電波は3局とも海抜が100m〜150m程の山頂に立つ100mを越える高さの鉄塔から送信されており,
送信アンテナから北側に広瀬川を挟んで 約2km地点に高層ビル群があり,5〜8kmに丘陵,8〜9kmが田園。
↑ 山頂にある城址公園から仙台市内のビル群と DateFM や TBC補完FM を送信している鉄塔見た写真です。
送信アンテナから1〜2kmの距離で送信鉄塔が見えるエリア(広瀬川の北側の土手など)では,
ビルや構造物等が起因のマルチパス影響が少ない良好な受信点をみつける事ができ,
実際に 1.3km地点で受信実験した際には
大変クリアな音で放送を聞くことができました (2024-04-24)
高層ビルや中低層のビル群を挟んだ,眺望の良い北側丘陵(5km〜)では,
建築物や大地で反射したマルチパス波が起因と思われる歪音を確認しました。
(現地確認と追記: 2024-05-24)。
10〜20年くらい前までは,
この丘陵には大変眺望が良い場所があったのですが,公園を囲む木々の成長・団地造成がされ,
やっとみつけた所には,私有地につき立入禁止の看板あり・・・・。
このため
広い歩道を備えた陸橋の上,水道施設の導入道などで受信実験を行いました。
FM局(NHK-FM)〜5.5Km(水道施設の導入道)
NHK-FMの送信鉄塔が見え左右が樹木で遮られている場所で
僅かな歪音を感じるものの比較的クリアに受信できる場所をみつけ録音しました。
無電源FMラジオの初受信(9.5kmの自宅環境)〜遠距離受信(58km 牡鹿半島)について
・ 近所の眺望の良い城址公園(距離9.5km 海抜80m)で著しい歪音を経験。
自宅環境でTBC補完FMと,NHK-FMが,か弱く受信ができるようになった際に
自宅環境よりはるかに眺望の良い山頂公園で 明瞭かつ大きな受信音を期待して出向いたところ
→ アナウンサーの会話が聞き取れない程の激しい歪音に驚愕!
(眺望が良いため,直接波だけでなくマルチパスも強力に到来・・・ )
・ 同調コイル巻き数8ターンのまま,検波器接続タップ位置を下げて,距離27kmに挑戦。
距離27kmの_大高森_山頂(海抜100m)は
距離増による信号強度低下に加えて,陸地(島含む)や海面で反射したマルチパスが多い環境・・
標高差100mを機材を持ち徒歩で登る場所のため,下見を兼ねた1回目の実験では終わらず
2024年3月に3回の実験を行いました。
この結果,アンテナの指向特性の鋭さの違いで歪音の大きさが変わることを体験
また,3素子アンテナの指向性だけでは歪音を抑え込めず
FM検波部の効率アップ(同調回路のスロープ特性の急峻化)が必須と判明。
自宅環境で,同調コイルのインダクタンス(=巻き数)を限界まで増やすことで,
歪音が低減されることを見出し,
距離58kmの牡鹿半島に出向き 3局の受信を成功することができました。
・ 牡鹿半島での受信成功後,
マルチパスが極めて少ないと思われる 距離1〜2km の受信実験が必須と判断。
歪音のない明瞭な再生音が聴けることを確認しました。
但し,
受信距離1〜2kmであっても,受信点の背面数m〜50mぐらいの場所に大きな構造物があると、
その反射波と前方からの直接波が干渉し定在波ができ,アンテナ位置によって受信レベルが極端
に下がったり回復する現象,その際に歪音を感じることを経験しました。
マルチパスによる歪音発生メカニズム
ビル群や大地で反射・回折した波は直接波より数波長〜十波長ぐらい遠回りして(遅れて)受信点に到着します。
アンテナに到達したこれらの波は位相状態によって,強め合ったり・弱め合ったりすることで,
振幅歪(や位相歪)が発生します。
FM放送波は周波数変調されているため瞬時的に周波数が変化(最大±75KHz)することが,
直接波と遅れて来た波が重なり合う際の様相を,さらに複雑にします。
今回製作の 無電源FMラジオには振幅歪を直接的に抑制する能力がないため,
発生した振幅歪がそのまま歪音となります。
マルチパスの影響(市販FMラジオと今回製作した_無電源FMラジオとの差)
・ 市販のFMラジオの場合,リミッティングアンプであったり振幅歪に強い検波方式の採用により,マルチパスの
影響(とくに振幅歪)を受けずに高品質の音を楽しむことができます。
・ 一方,無電源FMラジオ( レシオ検波器の場合を除く・・)の場合,
振幅歪がそのまま酷い歪音となって聞こえてしまいます・・・。
無電源FMラジオで数km以上の距離で受信する場合・・・この歪音が難題
@ マルチパスの少ない受信点を選定(←なかなか難しい)
A スロープ検波器のスロープの傾きをより急峻(=高いQ)にしてFM検波効率を上げS/Nを上げる
具体的には,同調コイルを8ターン → 12ターン化と検波ダイオード接続タップの位置を下げる
B 3 素子以上の高い指向性を持ったアンテナの使用によりマルチパスの影響を元から軽減
A’ 同調コイル負荷軽減_その2(追記: 2024-08-20)
倍電圧検波は同調回路への負荷が大きいため,
単純にダイオード1本で検波した方がFM検波効率が良いこと,
検波ダイオード(1SS108?)を2本ないし3本並列にすることで指針の振れと音圧が増加すること,
信号強度表示メータを必要時のみ接続するSWの採用も負荷軽減になることを,
一連の実測(距離58kmなど)を終えてから数ケ月後に気が付き,効果を確認済です。
という訳で,
以下に紹介する録音データは A’の負荷軽減その2 に至る前の
厳しい歪音であるため、
歪音が苦手な方は,録音データを再生しないようお願いいたします・・・。
録音データは以下のとおりです。
1.3km 評定河原公園_93.5MHz用ダイポールンテナ 109dBμ
参考映像 2024-04-24 12時27分ころ TBC-FM(93.5MHZ)
2.1km 評定河原公園近傍_93.5MHz用ダイポールンテナ
参考映像 2024-04-24 13時16分ごろ DateFM NHK-FM TBC-FMの順
5.4km 水道施設の近傍_93.5MHz用ダイポールンテナ
2024-06-29 13時台 NHK-FM NHK歌謡スクランブル.WAV
9.5km 自宅_50MHz帯用_2素子アンテナ(取説にはFM放送帯カバーの文言無いが・・・)
録音データその1 93.5MHz(2023-11-02自宅 1SS108 倍電圧 )
録音データその2 93.5MHz(2023-11-02自宅 )
録音データその3 93.5MHz(2023-11-02自宅 )
録音データその4 93.5MHZ(2024-08-20自宅 1SS108×3パラ 0.1μF)
録音データその5 93.5MHZ(2024-10-04自宅 1SS108×2パラ 0.1μF)
2024-04-06 05時59分 TBC-FM 河北新報ニュース
2024-04-06 07時00分 NHK-FM NHK今朝のニュース
2024-04-08 13時15分 TBC-FM GoGoはみみこいラジオな気分.WAV
2024-04-08 13時50分 NHK-FM 歌謡スクランブル.WAV
2024-06-02 18時30分 DateFM TOHKnet Sound Pizz_86dBμ.WAV
9.7km 城跡公園_山頂_ZLスペシャル3素子アンテナ + 同調コイル12ターン化受信機
アンプを介さないイヤホンで 十分大きな音量と品質でした (NHK-FM側のみ混信感じた)
2024-04-17 11時58分 TBC-FM補完放送.WAV 参考映像 2024-04-17_11時48分_TBC-FM補完.MOV
2024-04-17 11時57分 NHK-FM.WAV
20.1km 多聞山公園_駐車場_ZLスペシャル2素子アンテナ
アンプを介さないイヤホンで 歪音を感じるものの概ね良好な品質(TBC-FM 93.5MHZ)
(3月15日に録音機持参失念! → 20日に録音しました)
2024-03-20_14時00分頃 TBC-FM ラジオカー__ .WAV ・・・ 91.8dBμ
2024-03-20_14時12分頃 NHK-FM ラジオの魅力__.WAV ・・・受信電圧の記録なし
27.9km 大高森_山頂_ZLスペシャル2素子アンテナ
2024-03-19_12時46分ごろ_TBC-FM(爆音注意・・音量下げてから再生ねがいます).WAV ・・・ 94.2dBμ
↑ICレコーダの入力レベル選択・設定を誤ったようです(反省)。
アンプ介さないイヤホンで なんとか放送内容がわかる状態
2024-03-19_12時49分ごろ__NHK-FM(録音失敗ぎみ・・こちらは音量小さめ)).WAV ・・・受信電圧の記録なし
↑アンプ介さないイヤホンでは会話内容が聞き取れない音量でした。
27.9km 大高森_山頂_ZLスペシャル3素子アンテナ(93.5MHz用)
アンプを介さないイヤホンで 放送内容が十分わかる品質と音量が得られました
2024-03-27_12時26分ごろ TBC-FM_ 8T.WAV ・・・ 95.5dBμ
2024-05-23_13時34分ごろ_NHK-FM_12T.WAV ・・・ 88.2dBμ →補正後 89.4dBμ
2024-05-23_13時42分ごろ_DateFM_12T.WAV ・・・ 79.2dBμ →補正後 81.2dBμ
↑放送内容聴き取り限界80dBμを切っている?
イヤホンで明瞭に聴きとれたのに!
※DLC102の周波数軸での感度誤差判明(2024-06-01)
NHKFM(82.5MHz) 1.2dB 低く表示! 従って 88.2dBμ →補正後 89.4dBμ
DateFM(77.1MHz) 2.0dB 低く表示! 従って 79.2dBμ →補正後 81.2dBμ
56.4km 御番所公園_展望台_ZLスペシャル3素子アンテナ + 同調コイル12ターン化受信機・・イヤホン受信成功
2024-04-21_0500_★Date-FM_PEOPLE_編集長お時間ですスタート_★.WAV ・・・ 83.2dBμ
2024-04-21_0331_★NHK仙台FM_たれか故郷を思わざる_★.WAV ・・・ 87.5dBμ
58.0km 御番所公園_展望台_ZLスペシャル3素子アンテナ + 同調コイル12ターン化受信機・・イヤホン受信成功
2024-04-21_0445_★TBC-補完FM_歌祭り_瀬戸の花嫁_★.WAV ・・・ 92.5dBμ
距離測定について
1)地理院の 断面図や測距ツール:
リニューアルされた展望台や駐車場の位置が反映されていない傾向あり
受信実験地点と地図が微妙に合わない場合が散見されました
2)Google Maps の測距ツール:
比較的最近の展望台や駐車場の位置が衛星写真で確認できる!
なぜか地理院の測距結果より僅かに短い(58kmで100m程度)
2次元測量と3次元測距の違いか・・・・?
断面図検討・・ 地理院の断面図ツールを使用
測距 ・・ Google Mapsの測距結果を採用
受信点の選定について
1)地理院の等高線入り地図の活用
当初,
地理院の地図でみつけた眺望の良さそうなエリアをミニバイク(124cc)で徘徊して
の受信点探しでは,樹木や大きな構造物(上水道タンクなど)に阻まれ,
3局の送信鉄塔が同時に望める公園を見つけれませんでした。
その後,
GoogleMapsを活用して,
眺望を事前確認するようになってからは,受信点選定の精度が各段と上がりました。
2)Google Maps (ストリートビュー)の活用について
公園周辺の眺望・展望施設の有無や構造・駐車場位置が
事前把握でき,助かりました。
【とりくみ,2ー1】 受信距離延伸チャレンジ(20km 多聞山(たもんさん)公園)
実施日:2024-03-15, 2024-03-20
自由空間損失のみ考慮した机上計算 DPアンテナで 86.7dBμV (
−22.3dBm )
DPアンテナでの実測値 87.2dBμV (−21.8dBm)・・・・・・・ほぼ机上計算値通り
ZLスペシャルでの実測値 91.8dBμV (−17.2dBm)・・・・・・・ほぼ机上計算値通り
※無電源FMラジオの限界感度82dBμVに対して約 10dBのマージンあり
全体的に歪を感じるもののアナウンサーの声は,概ね良好に了解できる品質でした。
↑TBC-補完FM(93.5MHZ) 無電源FMラジオとしてイヤホンでの聴き取り
※録音機持参しなかったので録音データなし(2014-03-15)。
※小雨・寒空の中,録音してきました(2024-03-20 2pm)
ICレコーダーのプラグに触った時に入ってしまったクリック音はご容赦ください
TBC_補完FM_録音データ ・・・・・・ 2024-03-20_1400_TBC-FM_803_0446_ラジオカー__ .WAV
NHKFM_録音データ ・・・・・・ 2024-03-20_1412_NHK-FM_803_0452_ラジオの魅力__.WAV
2024-03-15 昼 多聞山_駐車場(海抜43m)にて
※写真のアンテナポールは,たも用ポール(魚をすくいあげる網の柄)で 伸長時3.1m で 600gと軽量。
地面から浮かしての固定。 若干縮めた状態で受信電圧が最大になったので,アンテナ地上高は3m弱程度。
2024-03-21に受信音の録音行った際、アルミ収縮ポールを使い地上4.5mまでアンテナを延ばしてみたが
結果して,2.5〜3m弱あたりが最大。
※駐車場より約10m高い山頂は,すばらしい眺望(松島の島々)ながら。
仙台市中心部方面は樹木で遮断され,FM局が望めず受信点として不適。
このため駐車場で受信挑戦することにしました。
メータは約60mV(300mVfs×0.2)を指している 受信レベルは 91.8dBμV(75Ω入力)・・・ZLスペシャルアンテナにて
【とりくみ,2ー2】 受信距離延伸チャレンジ(27.9km 大高森_山頂 )
実施日:2024-03-19, 25, 27
登山口は3ヶ所あり、宮戸から登りました
自由空間損失のみ考慮した机上計算 DPアンテナで 83.8dBμV (
−25.2dBm )/TBC-FM補完
TBC_FM補完(93.5MHZ)
DATE | 受信アンテナ | 実測GR(dBd) | a.机上(dBm) | b.実測_換算(dBm) | b.-a. | 実測(dBμV) | |
2024/03/19 | DP | − | −25.2 | −20.0 | +5.2 | 89.0 | |
ZLスペシャル | +5.2 | −14.8 | +10.4 | 94.2 | |||
2024/03/25 | LOOP | −2.4 | −22.4 | +2.8 | 86.4 | ||
2024/03/27 | 導波器付きZL | +6.5 | −13.5 | +11.7 | 95.5 |
NHK_FM(82.5MHz)
DATE | 受信アンテナ | 実測GR(dBd) | a.机上(dBm) | b.実測_換算(dBm) | b.-a. | 実測(dBμV) | |
2024/03/19 | DP | ||||||
ZLスペシャル | |||||||
2024/03/25 | LOOP | DP相当 | −23.4 | −18.2 | +5.2 | 90.8 | |
2024/03/27 | 導波器付きZL |
Date_FM(77.1MHz)
DATE | 受信アンテナ | 実測GR(dBd) | a.机上(dBm) | b.実測_換算(dBm) | b.-a. | 実測(dBμV) | |
DP | |||||||
ZLスペシャル | |||||||
2024-03-25 | LOOP | DP相当 | −22.7 | −22.0 | +0.7 | 87.0 | |
導波器付きZL |
DPアンテナでの実測値 89.0dBμV (−20.0dBm)
多聞山より1.8dB大 ・・・・・机上計算値より 5dB程大きいが
セラミックイヤホンからは,著しい歪音のため会話内容の聞き取り不能
ZLスペシャルでの実測値 94.2dBμV (−14.8dBm)
多聞山より2.4dB大
※無電源FMラジオの限界感度82dBμVに対して約 12.2dBのレベルマージンあり
セラミックイヤホンからマージン12dBなりの大きな音量ながら,歪音伴う厳しい音質。
それでもなんとか会話内容を把握できる品質(TBC-FM補完のみ)。 記:2024-03-19
ZLスペシャルを使ったときの,参考録音結果↓
・ 録音データ・・・・2024-03-19_12時46分ごろ_TBC-FM補完(爆音注意・・音量下げてから再生ねがいます)
ICレコーダの入力レベル選択・設定を誤ったようです(反省)。
( 録音データ・・・・2024-03-19_12時49分ごろ__NHK-FM(録音失敗ぎみ・・こちらは音量小さめ))
LOOPアンテナでの実測値
(MHz) | 2024-03-25 | 2024-05-30 | イヤホンからの音は大きくはない, 著しい歪音のため 会話内容わからず(惨敗) |
|
TBC−FM補完 | 93.5 | 86.4dBμV (−22.6dBm) |
88.5dBμV (−20.5dBm) |
|
NHK−FM | 82.5 | 90.8dBμV (−18.2dBm) |
92.0dBμV (−17.0dBm) |
|
DateFM | 77.1 | 87.0dBμV (−22.0dBm) |
87.5dBμV (−21.5dBm) |
↑DateFMの記録誤りを疑って追試したが,結果してほぼ同じ結果。
マルチパス排除能力(指向性)は望めないが、広帯域性能に驚きの結果
導波器付き ZL_スペシャル (2024-03-27)を用いた実験結果は以下写真の後に紹介しています。
2024-03-25_LOOP | 2024-03-27_ ZL 3素子 | ZL3素子は, 受信レベルがLOOPより低い NHK-FM,DateFMも含め 全3局のイヤホン受信に成功! ※3素子の指向性が 耐マルチパスに威力発揮 |
||
TBC−FM補完 | 86.4dBμV (-22.6dBm) |
95.5μV (−13.5dBm) |
||
NHK−FM | 90.8dBμV (-18.2dBm) |
89.4μV (−19.6dBm) |
||
DateFM | 87.0dBμV (-22.0dBm)) |
81.2μV (−27.8dBm) |
大高森_山頂_展望台に ZLスペシャルアンテナを設営
↑TBC-FM補完送信鉄塔 〜 27.94km
↓エフエム仙台 〜 26.95km ↓NHK仙台-FM 〜 26.80km
2素子(ZLスペシャルアンテナ)による受信状態(TBC−FM補完)。
導波器付き ZL_スペシャルアンテナ(3素子) 導波器付きになり 指針の振れ増加
受信電圧レベルの実測値 95.5dBμV (−13.5dBm)
録音データ ・・・・ 2024-03-27_12時26分ごろ TBC補完FM_.WAV
3素子型アンテナ(指向性アップ)により歪音軽減し→ 了解度がアップ!
やっと会話内容が十分にわかる品質と音量で聴けました(アンプを介さないセラミックイヤホンにて)
TBCー補完FM用3素子アンテナに加え
同調コイル12T受信機(2024-04-26〜)によりマルチパス歪が軽減し
NHK-FM・DateFMもアンプ介さないイヤホンでの受信に成功 (2024-05-23)
2024-05-23_13時34分ごろ_NHK-FM_12T.WAV ・・・ 89.4dBμ
2024-05-23_13時42分ごろ_DateFM_12T.WAV ・・・ 81.2dBμ
【とりくみ,2ー3】 受信距離延伸チャレンジ(58.02km 牡鹿半島_御番所公園)
実施日:2024-04-21 早朝 (風強め,アンテナ揺れあり)
この写真をクリックすると、映像ファイルがダウンロードされます。 このファイルを実行(クリック)すると映像が再生されます。
(指針は 20%の位置まで振れました(91.5dBμV)が,歪音軽減のため離調しているため振れが小さくなっている時の写真です。
現地での録音データです・・・・3局とも増幅器を介さないイヤホンでの聴き取りに成功しました
56.4km 御番所公園_展望台_ZLスペシャル3素子アンテナ
2024-04-21_0500_★Date-FM_PEOPLE_編集長お時間ですスタート_★.WAV
2024-04-21_0331_★NHK仙台FM_たれか故郷を思わざる_★.WAV
58.0km 御番所公園_展望台_ZLスペシャル3素子アンテナ
2024-04-21_0445_★TBC-補完FM_歌祭り_瀬戸の花嫁_★.WAV
無電源FMラジオの試作機(2024-04-16版)の感度データに
58km_御番所公園での受信レベルを書き加えてみました。
※受信機+老人の耳での総合感度であり
20〜30代の方は会話聴き取り限界レベルはもっと下になると思います。
一部測定のみSG(信号発生器)を使用して,シングルトーンの検知限界を記載しています。
他測定は,自宅受信環境+可変アッテネータ(ANDO AL-612N)にて測定
さらに御番所公園での実測値を青●で加筆
なお電圧・電力は 75Ω系のレベルメータでの終端電圧を基準にています。
【とりくみ,3ー0】 初の至近距離(1Km〜2km) 実施日:2024-04-24
山の上に見える赤白鉄塔が 東北放送の送信鉄塔・・・・放送局を見学(93.5MHz 送信設備ほか)
鉄塔頂部にある アナログTV_1ch送信用(スーパー・ターンスタイルアンテナ)を 補完FM放送に転用しています。
受信点は評定河原橋と野球場の間の,徒歩の通行人が僅かにある道路上。
山の上に見える鉄塔が 左から右に 宮城テレビ,NHK ,仙台放送・DateFM の送信鉄塔
ミヤギテレビ放送局 大年寺山 送信所
当初は,この写真の左手奥に,河原町の河川敷公園が候補地でしたが,
3本の鉄塔が一列に並びはじめる方向であることや,
河川敷公園にミニバイクで近づく方法が見つけれず断念・・・・。
1.3km 評定河原公園_93.5MHz用ダイポールンテナ
参考映像 93.5MHz 2024-04-24 12時27分ころ TBC-FM
・・・・・・評定河原公園_評定河原橋 0dBm(109dBμV)
2.1km 評定河原公園近傍_93.5MHz用ダイポールンテナ
参考映像 2024-04-24 13時16分ごろ DateFM NHK-FM TBC-FMの順です
・・・・・・評定河原公園_北東の土手の上(裁判所近くの歩道)で測定
約50m離れた大きな建物(裁判所)と受信点の間にTBC-FM
の定在波(反射波による干渉で発生)があり,
TBC-FMの受信レベルが非常に小さい現象とその変動
(車が通過すると急激に受信レベル増加)が見られた貴重な映像です
5.4km 某_水道施設の近傍_93.5MHz用ダイポールンテナ
2024-06-29 13時台 NHK-FM NHK歌謡スクランブル.WAV