Radio propagation

【頂部15m高の △LOOPアンテナの利得算定根拠】

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


   受信アンテナ(頂部15m高さの△LOOP)の利得を −18dBiとした算定根拠 
                                   May. 10, 2001/ (rev2) Nov.20, 2024

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
参考文献    
   
半波長ダイポール・アンテナ(half-wave dipole antenna)・・・・・半波長ダイポール・アンテナ (coocan.jp)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 1/2λダイポールアンテナの実効面積0.5λ[m]の計算式を引用   

     0.5λ = 0.131×λ        
           = 0.131 ×(300/1.26)        
           = 7426.3           [m


 アマチュア無線鉄塔を活用した△LOOPアンテナのつくる
 面積 A△LOOP[m
      △LOOP  = 90  [m]    


 
両アンテナの実効面積の比率
               A△LOOP / 0.5λ  =  90/7426
       
 10×LOG10(A△LOOP / 0.5λ) ≒  −19.1 [dB]
                
これを粗々  −20dB とし
       1/2λダイポールの絶対利得は  2.1  [dBi] なので

 △LOOPアンテナの絶対利得を
         約−18 [dBi]
 と算定。・・・・・2001年断面
                                    算定根拠(その2)の理論値では
                                  
 -17.0dBi 
                                        
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(2024/11/15 )
   受信アンテナ(頂部15m高さの△LOOP)の利得を −18dBiとする算定根拠(その2) 
                                                  Nov. 15, 2024/ (rev) _______
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

     周波数1.26MHzでの LOOP面積Aeの時の利得Gは
 
         G = 4π/(300/1.26)2×Ae
                 ↑
1.26MHzの波長
 
 10×LOG10
-17.0 [dBi]・・・ Ae = 90u のとき/アンテナ頂部15m時 2001年
          -18.0 [dBi]・・・ Ae = 70u のとき/アンテナ頂部13m時 現行
          
-36.5 [dBi]・・・ Ae = 1 u のとき /1m角 LOOPアンテナ


 

   利得GはG = (4π/λ^2) * Ae
  ・・・Felo - 無料のAI検索エンジン にて
                         「実効面積から利得を求める式」  で検索した結果   

   
 
   実効面積から受信アンテナ利得を導く 

   資料(11) 〜電波の送受信のしくみ〜 EM_Wonderland_Chap_11.pdf  著者 唐沢 好男  Jan. 10, 2023/ (rev2) Oct. 30, 2024
         http://www.radio3.ee.uec.ac.jp/ronbun/EM_Wonderland_Chap_11.pdf

         G= 4π×A/λ        
    



          

研究のきっかけ・回路図・アンテナ・スピーカーなどの
詳細については、
”= M-E N-U =”欄の
各項目をクリックしてみてください。

左側に、”= M-E-N-U =”欄が表示されていない場合は、

メインメニューへジャンプ  ← を クリックしてください。


先頭に戻る