ゲルマニウム・ラジオの
 
 最低感度測定方法をさぐる
_編集中です 
         Dec.09,2024/(Rev)Dec.10,2024

     まずはAMゲルマラジオキットの最低感度の確認方法の検討・・・はて
         

    取説
【測定条件】
 SG(LEADER 3211 1MHz設定)の出力端子に
 50Ω終端抵抗を繋ぎ,この抵抗と標準的なゲルマニウムラジオを
 260PFのポリVCを介して接続(※直結だと何故か感度が著しく悪い・・・ハテ)

 SGはAM変調(400HZまたは1KHZ)の ON/OFF操作を繰り返す
 SGの出力レベルを下げて行き,変調音の有無が
 ぎりぎりわかるSGの出力レベルを記録
        
【測定結果】
 SGは深めのAM変調
 SGの出力表示 72dBμV(EMF)  (約 3.98mV)
 50Ω終端電圧  66dBμV    ( -43dBm(50Ω))
         1.99mV
 
 Dec.09,2024/(Rev)


 
備考
 SGと受信機のインピーダンス整合に課題・・・・
 
 
 
  
  最低感度測定法をさぐる_編集中です 
                Dec.20,2024/(Rev)Dec.31,2024

  以下思いつき実験直後の記録・・・編集中
 

     入力インピーダンス整合を意識して作った・・・無電源ラジオが手元にありました・・・
     FMラジオ帯・FM変調(スロープ検波)用ではありますが
         中波帯AMゲルマラジオの感度測定の参考になるかと思い・・・早速実験開始
         
 FM帯の各種アンテナとの整合を追及した結果
    上記回路の入力インピーダンスは 約40〜50Ω

 また低歪・高感度を模索した結果
    倍電圧検波をやめ,検波ダイオードを並列使用した上記回路になっています
        1S108×2本としたかった所・・・他用途に使ってしまったため,このときは,
        1S108 +  1S106 の構成

    1本のときより 2〜3dB程の感度UP(小信号時)
    本機のように信号強度メータが備わっていたり,SGやレベル計等が使える
    環境がないと2〜3dBの差は気付きにくいと思われます・・・あくまで参考紹介
    

 使用した信号発生器(SG)
     SGの出力値はEMF(Electro Motive Force:起電力) = 開放電圧なので,
     50Ω終端電圧はその1/2になり,電圧で6dB小さくなります
     測定では この終端電圧を用いました。
        
        
 測定結果  
               深め変調時    標準変調時 
     FM変調で   70dBμV     (FM 75KHz)73dBμV
     AM変調で   57dBμV     (AM 30%)  60dBμV

                57dBμV は 約 0.7mV ・・・  −50dBm(50Ω)

  課 題:
     AMとFMの復調効率の差が30dB程度との当初予想に反し,
     13dBの差しかなかった。  ・・・おかしい・・はて?

  備 考:
     ラジオ放送の音声を実用レベルで聴くには,
     音の有無が確認できるレベルでは低すぎるので
     先の可聴限界入力電圧の 少なくとも 3倍の
     入力電圧が必要と考えられます。

     
 




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